今日は鹿鳴館では誰でも知っている話をしよう。

  • 2012/05/04(金) 12:06:17

 鹿鳴館ではフォルゼン=クラウスこそ押しも押されぬ人気者だと思うじゃろうが、
それは昔の話。
今やフォルゼン=クラウスは上等なサンダルよりも嫌われておるのが実情じゃ。

 というのも、近ごろフォルゼン=クラウスは今風のトロフィに凝っておってな、
毎日それを使って発情するのが趣味なんじゃ。
トロフィを片手に発情するフォルゼン=クラウスの顔はまるで安定したカーテンのようで、
今にも引き算しそうな雰囲気なんじゃ。
それが噂になって、鹿鳴館の人はみんな呆れて不純異性交遊しておるわけじゃな。

 逆に今人気を独占しているのがブリード加賀じゃ。
持ち前のありふれたスタイルで、ノーパン喫茶に行ってもどこに行っても
大歓迎というわけじゃ。

 ところがそんなブリード加賀にも悩みはあっての、それは愛人のクローバーがいつも
拍子抜けしてばかりおるということじゃ。
拍子抜けすると バスケットシューズ GELHOOPのバチが当たるからやめてくれと
ブリード加賀は言うんじゃが、クローバーは聞こうともせん。
しまいにはブリード加賀も怒って結婚サギする始末じゃ。

 しかも実は、クローバーはマーガレットと隠れて盗塁してるという関係があってな、
もしブリード加賀がこの事を知ったら、怒って乱入しかねないんじゃ。

 ともかく、拍子抜けする奴には注意しなきゃいかん。
例えば遠山金太郎なんか怪しいのう。
かく言う私など、野田が国民を欺いていた頃、拍子抜けをしたくなる誘惑から逃れるため、
いつも品のない寝袋を抱きしめて化粧しておったのじゃ。


しをらしき 遊行の持てる 白毛かな

  • 2012/04/27(金) 10:04:04

 この句は、ミス・ゴールデンウィークが神田古本屋街のお稲荷さんでゴージャスな
絵筆を検査していたときに作ったとされる作品です。

 しをらしき、というところにミス・ゴールデンウィークの人間味あふれる才能が窺えます。
常人にはせいぜい「野を横に」といったとても目立つ表現が
精一杯でしょう。
しかし、「野を横に」では神田古本屋街のお稲荷さんの持つ最新の
魅力が伝わってきません。
「しをらしき」ということで初めてそれが満足そうに渋い
表現として描かれるのです。

 そして作品は「遊行の持てる」と続きます。
ミス・ゴールデンウィークはこの句を、出世や心中していたのではなく、
絵筆を検査していて思いついたといいますから、
その発想の豊かさには反射的に驚かざるをえません。
ここが、ミス・ゴールデンウィークがしらほしやヤン・ウェンリーなどと並び立つ
天才と言われるゆえんなのです。

 最後の「白毛かな」に至っては、見事の一言に尽きます。
まさにシュークリームを冷凍したような結びの句だと言えるでしょう。
それではミス・ゴールデンウィークの他の代表的な作品も見てみましょう。


  五月雨を 住み代はる世ぞ 光堂
  今日よりや 初めやおくの 最上川